ネコちゃんがかかりやすい感染症をご存知ですか？

ネコちゃんがかかりやすい感染症として、「猫汎白血球減少症（パルボウイルス感染症）」「猫カリスウイルス感染症」「ヘルペスウイルス感染症（猫ウイルス性鼻気管炎）」などがありますが、これらはワクチン・予防接種を受けることで予防できるようになります。

ネコちゃんの具合が悪くならないか心配な方へ

ワクチン・予防接種を受けさせたことで、具合が悪くならないか心配という方もおられるでしょうが、ワクチン・予防接種によりアナフィラキシーが起こるケースは非常に稀で、1万回に1～5回程度とされています。

万が一、アレルギー反応で体調を崩してしまったとしても当院が対応できるようにワクチン接種は、必ず午前中（11時30分まで）に接種するようお願いしています。

安全にワクチン・予防接種を実施します

ワクチン・予防接種後はお会計の準備をするとともに、15分程度、アレルギー反応がないか様子を観察します。ご自宅へ帰られた後も、2～3日は激しい運動やシャンプーは避けて、のんびり過ごさせてあげるようにしてください。

もし吐き気や顔のむくみなどが出た場合には、すぐに当院へご連絡ください。また接種部位が赤く腫れたり、硬くしこりになったりした場合には、お早めに当院で診察を受けるようにしてください。

3種混合ワクチン

フィラリア予防

ワンちゃんだけでなく、ネコちゃんでもフィラリアに感染することがあります。家の外に出さないネコちゃんでも感染した例があり、マンションの高層階で暮らしているネコちゃんでの発症例も報告されていますので安心はできません。感染すると食欲低下、嘔吐、咳、呼吸困難などの症状が現れて、最悪の場合、突然死する恐れがありますので、きちんとワクチン接種を受けて予防するようにしましょう。

マダニ・ノミ駆除

マダニ・ノミはネコちゃんの血を吸うだけでなく、様々な病原体をうつしてアレルギー症状を引き起こす恐れがあります。また人にもうつって健康被害をおよぼすことがありますので、きちんとマダニ・ノミ駆除薬を使用しましょう。