しばらくはそっとしておいてあげましょう

子猫をお迎えしたら、まずは新しい環境に慣れさせてあげましょう。かわいいあまり、かまい過ぎるとネコちゃんが疲れてしまう場合がありますので、しばらくはそっとしておいてあげるようにしましょう。

子猫は好奇心旺盛・危ないものは片づけておきましょう

新しい環境に慣れてくると、子猫はとても好奇心旺盛なので色々なところを探索するようになります。元気なあまり急に走り回ったり、飛びついたりする場合がありますので、怪我をさせる恐れがあるものは事前に片づけておくようにしましょう。

ネコちゃんは比較的早くトイレを覚えます

一般的にネコちゃんはワンちゃんと比べて、比較的早くトイレを覚えるとされています。最初のうちは子猫が入りやすい小型のトイレを用意して、生活環境の中に置いておくようにしましょう。トイレの砂は紙、チップ、シリカゲルなど色々な種類がありますが、トイレの形状に合うものを選ぶと良いでしょう。

トイレ以外の場所で排泄する場合には

トイレ以外の場所で排泄するような場合には、おしっこを拭き取ったティッシュペーパーをトイレの中に入れたり、排泄場所にトイレを設置したりして覚えさせるようにしましょう。もし子猫の入手先から以前から使っていたトイレの砂などが手に入るようでしたら、それを今のトイレに入れてあげれば早く覚えるようになります。

ネコちゃんは栄養バランスが崩れがち

ネコちゃんは偏食傾向が強い動物ですので、好みが偏ると栄養バランスが崩れて肥満になったり、病気になったりすることがあります。子猫のうちから栄養バランスの良い食事を心がけるようにしましょう。

ネコちゃんのごはんには色々な種類がありますが、成長期に合わせた栄養素が配合された子猫用のごはんを選ぶようにしてください。ドライフードの場合、最初はふやかしてからあげるようにしましょう。

ごはん以外にもお水・猫草も用意してあげましょう

ドライフードなどのごはんだけでなく、いつでも新鮮できれいなお水が飲めるようにしておいてあげましょう。また、胃の中に溜まった毛玉を排出するための猫草を用意してあげるのも良いでしょう。

直接ごはんをあげてネコちゃんとの距離を縮めましょう

いち早く異常に気づけるようになります

ネコちゃんの病気を早期発見するためには、飼い主さまの普段のチェックが欠かせません。ですが、体に触れられないといち早く異常に気づけませんので、子猫のうちからハンドリング（動物の体に触れること）の練習をしておくようにしましょう。

長時間触り続けていると、しっぽをバタつかせたり、手をはねのけたりして「やめて」というメッセージを発することがありますが、特定の場所を触ると嫌がったり、怒ったりするような場合には怪我・病気の可能性がありますので、一度動物病院へ相談するようにしましょう。

歯ブラシを使ってアローグルーミング

仲良しのネコちゃん同士が顔などを舐め合うことを「アローグルーミング」と言いますが、ネコちゃんの舌触りに似ている歯ブラシを使って、飼い主さまが顔のまわりをグルーミングしてあげることで、そのネコちゃんとの距離を縮めることができるようになります。またネコちゃんと仲良しになれるだけでなく、ブラッシングの練習にもなって、虫歯や歯周病などのお口の病気予防にも繋がります。