ネコちゃんを飼う時のポイント

  • HOME>
  • ネコちゃんを飼う時のポイント

兄弟姉妹の複数で飼うのがおすすめです

発育期のネコちゃんには十分にふれあいが必要

発育期のネコちゃんには十分にふれあいが必要

社会環境の変化にともない、今は共稼ぎ世帯やシングル世帯が増えています。発育期のネコちゃんには十分にふれあいが必要で、それが満たされないと甘噛み、引っ掻き、大きな声で鳴くなどの問題行動に繋がることがあり、家を留守にしがちな共稼ぎ世帯・シングル世帯では特にこうした状況を招きやすいと言えます。

子猫のうちから兄弟姉妹で一緒に暮らす

こうしたことを考えた場合、共稼ぎ世帯・シングル世帯では特にそうですが、それ以外の世帯でも兄弟姉妹の複数で飼うのがおすすめです。もちろん、生活状況や住宅環境などから複数のネコちゃんを飼うことができないということもあるでしょうが、子猫のうちから兄弟姉妹で一緒に暮らすことで、ネコちゃん同士の遊びやふれあいを通じて噛み方を学んだり、ストレスを発散したりできるようになります。

成長してからだと同居猫がストレスになることも

ただし、これまで1匹で暮らし続けて成長したネコちゃんの場合、新たにネコちゃんを迎えるとそれがストレスとなることがありますので、子猫のうちから兄弟姉妹で暮らすのが一番良い環境だと言えます。

1日3回・15分ずつ遊んであげましょう

複数で暮らせない場合は飼い主さまが遊んであげましょう

複数で暮らせない場合は飼い主さまが遊んであげましょう

兄弟姉妹の複数で暮らしているネコちゃんの場合、ネコちゃん同士の遊びでエネルギーやストレスを発散することができますが、生活状況や住宅環境などから複数のネコちゃんと暮らせない場合には、できるだけ飼い主さまが遊んであげるようにしましょう。

猫じゃらし状のおもちゃを使うのがおすすめ

ネコちゃんと遊ぶ時には猫じゃらし状のおもちゃを使うのがおすすめです。ネコちゃんはネズミ、蝶々、トンボのような動き方をするものに反応する傾向にありますので、猫じゃらし状のおもちゃを使ってそうしたものの動きを真似てあげると、ネコちゃんが楽しんで遊んでくれるはずです。

たくさん遊ばせてあげてストレス発散・肥満防止

ネコちゃんの性格によっても変わってくるでしょうが、基本的には1日3回、15分ずつ遊んであげるのがおすすめです。たくさん遊ぶことでストレス発散だけでなく、よく体を動かすことになりますので肥満防止・解消にも繋がります。

キャリートレーニングを実践しましょう

様々な場面で動物病院へ連れて行くことに

様々な場面で動物病院へ連れて行くことに

ネコちゃんと暮らし続ける中で、去勢・不妊手術、ワクチン接種、健康診断など、様々な場面で動物病院へ連れて行くことになります。また高齢になると、病気の治療のために動物病院へ通院しなければいけないということもあるでしょう。

キャリーの中をテリトリーの一部にします

こうして動物病院へ連れて行く際のストレスを軽減させるためには、普段の「キャリートレーニング」が大事です。キャリートレーニングというのは、ネコちゃんにキャリーに慣れてもらうためのトレーニングのことで、動物病院へ行く時だけでなく、普段から生活環境の中にキャリーを置いておいたり、1日1回、キャリーの中でお菓子をあげたりして、ネコちゃんにとってキャリーの中がテリトリーとなるようにします。

通院時・入院時・ホテルに預ける時もリラックス

ネコちゃんは基本的に移動が苦手で、自分のテリトリーの外へ出るのを嫌がる傾向にありますが、キャリーが自分のテリトリーの一部になれば通院時だけでなく、ペットホテルに預ける時や入院時にもリラックスしやすくなりますし、災害時の避難にも役立ちます。キャリーは2ドア(前開き・上開き)・ハードタイプのものがおすすめです。

「タオルの持参」も大切です

「タオルの持参」も大切です

キャリートレーニングで、キャリーの中をそのネコちゃんのテリトリーの一部とすることも大事ですが、動物病院へ連れて行く時には「タオルの持参」も大切です。慣れた匂いの付いたタオルがあるとネコちゃんは安心できますし、それを使って目隠しをすれば落ち着きやすくもなります。

持参するのはバスタオルやベッドなど、ネコちゃんのテリトリーの匂いのするものがおすすめです。こうしたちょっとの工夫で、通院時のネコちゃんのストレスを少なくしてあげることができるようになります。

078-861-2243